更新日:2017/12/11

和算ノ研究 方程式論

和算ノ研究 方程式論

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和算は知れば知るほどおもしろく奥が深い。そのうえ、江戸時代、一部の数学者(和算家)だけでなく、武士から百姓、大人から子どもまで、男だけでなく女も、全国津々浦々で数学(和算)を楽しんでいたというから驚きである。本書は、和算が見直されるずっと以前から和算に注目し、和算の成果を近代日本に呼び戻す数学的解読者としてきわめて重要な役割を果たした数学者、加藤平左エ門の和算史入門書であり、加藤和算史学白眉の書である。和算のおもしろさが国際的視野で解明されるための一助となることを願って復刻した。

もくじ
第一章 天元術
第二章 方 程
第三章 点竄術
第四章 関孝和ノ方程式論
第五章 綴術ニヨル開法及ビ方程式解法
第六章 反復法ニヨル方程式ノ解法
第七章 超越方程式ノ解法
第八章 三次及ビ四次方程式ノ代数的解法
≪解説≫ 佐々木 力 
     加藤平左エ門――和算の近代数学的解読者

著者プロフィール:
加藤平左エ門:1891年愛知県生まれ、1923年東北帝国大学理学部数学科卒。同年松江高等学校教授。1927年台北高等学校教授。1944年台北帝国大学予科長。1945年台湾大学教授。1949年名城大学理工学部教授。1964年和算史の研究により紫綬褒章受章。1966年勲三等瑞宝章受章。1976年死去。
主要著書:『日本数学史』上・下(槇書店 1967&68), 『算聖関孝和の業績』(槇書店、1972)他。

佐々木 力:1947年宮城県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了(数学専攻)。プリンストン大学ph.D.(歴史学専攻)。科学史・科学哲学、とくに数学史専攻。2010年3月まで東京大学大学院総合文化研究科教授(数理科学研究科兼担)。現在、日本オイラー研究所名誉所長。東北大学数学教室同窓会副会長。
主要著書:『デカルトの数学思想』(東京大学出版会、2003)、『数学史入門ー微分積分学の成立』(ちくま学芸文庫、2005),
『数学史』(岩波書店、2010)

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